サイト開設1周年に向けて(?)
ちょっとサイト内を整理したいなーとか思いつつ、
自分のサイト内をうろうろと検分していた所、
○○7のパロを発見しまして(笑)
そういえば、あのシーンも書いてみたかったのに、
そこまで展開せずに終わらせちゃったなーと思ったので、
あれの続きっぽい感じで、書きたいシーンを書いてみました。
リタっち登場のシーン。
(洋画にありがちなシーンなのはデフォルトです★)
↓↓↓↓
地中海に浮かぶ孤島に向かい、
クルーザーが穏やかな海を突っ切っていく。
小さな波止場に停まると、
クルーザーから降りてきたのは2人の人物。
波止場から続く石段を上がり始めるが、
その途中で立ち止まり、石段の先を見上げる。
一人の少女が腰に手を当てて仁王立ちで待っていた。
「帰れ!この疫病神!!」
「…はは、いつもながら熱烈な歓迎だな」
アッシュは苦笑いするが、
肩をいからせるリタはお構いなしに続ける。
「あたしの静かな研究生活を守る為よ!
10秒待つわ!それまでに石段を下りて、
クルーザーのエンジンをかけなさい!」
ライフルの引鉄に指を当てて、
アッシュに照準を合わせた。
「マジかよ…っ!」とルークが焦ると同時に、
「10秒前!…9!…8!」とカウントダウンを始める。
「リタ、土産を持ってきた」
カウントダウンが続く中、
アッシュは焦る様子もなく、ヒュッと風を切って投げる。
ぱしっと片手で受け取ったリタは、
銃口を向けたまま、横目でちらりと確認。
「これは……」
「気に入って貰えたか?」
アッシュがニッと笑いかけると、
リタはライフルを肩にかけながら背中を向けて歩き始める。
「上がって来なさい。ただし、アンタに出す茶はないわよ」
アッシュとルークは一瞬だけ顔を見合わせ、
それから改めて石段を上り始めた。
孤島に立つ一軒家の中。
乱雑に積まれた本や、チョークで殴り書きされた黒板が、
無造作に床に転がっている。
「アンタ、こんな厄介なもの、何処で拾ってきたのよ?」
デスクで小さな機械部品と睨めっこしていたリタは立ち上がると、
冷蔵庫から取り出したミルクを、猫皿に入れる。
「拾ったんじゃない。教会のビンゴ大会で当たったんだ」
「ビンゴ大会?アンタがそんな暇人だったなんて驚きだわ」
ルークと目が合ったリタは、
「猫用だけど飲みたいの?」とミルクを示す。
慌てて首を横に振って断るルーク。
「で、そいつの正体は?」
「リミッターよ。ただの、じゃないけどね」
「ただの…じゃないってのは?」
「これ以上の説明はお断り。
あんたも長生きしたいなら、手を引きなさい」
「長生き?今更だな」
「ま、確かに、アンタはそうでしょうね。
老人ホームで日向ぼっこしながらお友達とお喋りなんて姿、
想像できやしないわ」
リタの言葉に思わずルークは笑いを漏らすが、
「グランマニエって国で、最近、研究が進んでるの」
グランマニエの言葉に反応して笑いを止める。
「研究?何のだ?」
「超振動」
アッシュは目を細める。
「それは、超振動の出力制御装置。
愛称は『スカーレット・コマンド』」
そう言った後で、
「ガラにもなくビンゴ大会なんて参加するから、
そんな貧乏くじ引いちゃうのよ。バカね」
リタは付け加えて、足元に寄って来た子猫を抱き上げた。
※※※※
書いていて思ったのですが、
このシーン、ボ○ド役はユーリさんの方が適任かもしれませんね。
他にも、おっさんが出てくるシーンや、ディストとの漫才?ちっくな掛け合い、
もちろんルー君とのラブラブなシーンとか、アッシュ氏VSヴァン将軍とか、
ナっちゃん&フレン君がアレクセイ大臣を追い込むシーンとか書きたいなーと、
思っておりました。書きたいネタが尽きませんっ(^_^;)
ひとまず、更新作業に戻りますっ(笑)
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